準備編が終わってインポート・エクスポートの第二回目です。
まずはエクスポートして雛形を手に入れましょう
CS-Cartで受け付けることのできるCSVをゼロから作成するのは、仕組みを理解するまでは複雑ですのでまずは、手動で登録した商品をエクスポートして雛形を確認しましょう。雛形さえあれば誰でも簡単にCSVを作成することができます。
まずは手動で商品を一つ登録してみましょう。

学習するためになるべく多くの項目を埋めてみるのがコツです。
重要な項目「コード」(商品コード)
商品には多くの項目がありますが、インポートやエクスポートの際に重要になるのが「コード」です。
このコード(商品コード)は必須項目ではないため、入力されない場合も多いのですが、CSVを使ってのインポート・エクスポートの際にはこの値がキーになりますので、必ず入力するようにしましょう。

エクスポートしてみよう
検証用の商品の登録が終わったら早速エクスポートしてみましょう。
すでに多くの商品が登録されている場合、一般設定>エクスポートからエクスポートを行うと、全ての商品がエクスポートされてしまうので、それらが不要な場合は、選択した商品のみエクスポートする方法があります。
商品>商品から一覧を表示して目的の商品にチェックを入れて歯車アイコンから「選択したデータをエクスポート」を選択しましょう。
エクスポート画面の説明
これがエクスポート画面です。上から順番に説明して行きましょう。
一般
- レイアウト
CS-Cartでは複数のCSVの形式(対象フィールド)を保存できますので、この項目で保存済みのレイアウトを選択できます。デフォルトでは「general」のみが登録されています。 - エクスポート対象フィールドと利用可能フィールド
左側に実際にエクスポートされるフィールド(項目)、右側にエクスポートできるフィールドが並んでいます。必要な項目のみを左側に移して自分の必要なレイアウトを作成可能です。作成したレイアウトはその下の「レイアウト名を指定して保存」で名前をつけて保存することが可能です。例えば、在庫だけを更新するレイアウトやSEO関連の項目のみをエクスポートするレイアウトなどに分けて保存することができます。
※エクスポート対象フィールドで太字になっているものは必須項目です。対象から外すことはできません。必須となっているのは商品コード(型番)と言語です。コードが必須項目となっているため、それぞれの商品にコードを設定することはインポートとエクスポートにおいて重要です。
エクスポートオプション
- 言語 : 言語ごとにエクスポートできます。通常は日本語のみを選択した方がわかりやすいでしょう。
- カテゴリー区切り文字 :階層のあるカテゴリーを区切る文字列を指定します。特に変更しなくても問題ありません。
- 商品の追加情報の区切り文字 :こちらも追加情報の区切り文字です。
- 画像用ディレクトリ :画像を読み込むディレクトリを指定します。こちらも通常通りで問題ありません。このディレクトリに画像が保存されます。
- ファイルディレクトリ :登録したファイルはこのディレクトリに保存されます。特に変更しなくても良いです。
- 小数点の区切り文字 :小数点の記号です。変更する必要はありません。
- CSV区切り文字 :CSVの区切り文字です。カンマ区切り、セミコロン区切り、タブ区切りが指定できます。
- 出力方法 :ダウンロードする場合は「直接ダウンロード」を選択しましょう。
- ファイル名 :ダウンロードされるファイルの名前を指定できます。
最初はオプションを変更せずにダウンロードしてみましょう。選択された商品だけがエクスポートされてお使いのPCにCSVがダウンロードされるはずです。
エクスポート対象フィールドの解説は次回行います。どんな項目があるのか色々と確かめてみてください。

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